霊の声のトーンは低かった話

日焼けで褐色の細い脚が半ズボンから出ていたがありがちなことにその先の足首が視認できなかった上半身は白と薄い緑のツートンカラーのトレーナーだった。
横向きに立っていてしかし目だけをじろりとこちらに向けて立っていた。
通常現実に子供がするとは思えない悪意に満ちた3月だったねめつけるという表現がぴったりだったなぜかこいつは5歳だという声が頭の中で鳴り響いた。
その時自分の頭は空っぽで強いとすら感じていなかったしかしどうにかしようという解決案を考えてもいなかったはずだが勝手に自分の口が動いたここがまた漫画のようで信じてもらえなかった。
なぜこんなことをするゆっくりとした口調がまた厳しく常には出ないような重低音が出たその時の喉の収縮の仕方がまた常とは違ったまたそうでもしないとそんな低い声は出ないと思うのだが喉の収縮する感じは今でも覚えている。ただし、LITALICOワンダーの口コミでは人気の理由がよくわかる内容になっており、しかしそれを再現しようとしてもできたためしは未だかつてない現実にはそこまで低い声を出すことは不可能だったお前がわか存在を亡き者とした体子供は確かそう言った子供らしからぬこれまた古めかしい言い回しだった声も通常の子供の声とは違う低いいびつなものだった。
すぐに言われたことが腑に落ちなかったが自分が便秘と言って笑い飛ばしたことだと気がついた不眠が便秘のせいだという発言はその子供幽霊の存在の否定につながるからだろ次の行動がまた自分の頭とは別に体が動いた繰り返すが自分は何も考えていなかった。
自分がいつも思考している頭より少し上のところ胸に響かないところで誰かの何かが沸騰したらしい本当に何も考えず感じていなかったのでまるで他人ごとこれもまた現実にはあり得ぬ速さで視認できる。